社員インタビュー:経営企画室インタビュー

テクノロジーの力で
業界を変える

― 経営企画室の3人が語る「Casaの未来」

従来の賃貸保証会社の枠を超えて革新的なサービスを生み出してきたCasa。
「新たな事業づくり」というミッションに挑む経営企画室の3人に、Casaが目指す未来像を語り合ってもらいました。

まだまだアナログな不動産は「課題先進業界」

経営企画室インタビュー①

CasaはIT部門の拡充に力を入れていますが、なぜテクノロジーを重視しているのでしょうか?

背景には不動産業界の古い慣習があります。部屋探しをするときには不動産屋さんへ行き、どこかの大家さんが所有する物件を紹介してもらうという形がほとんどだと思いますが、借り手側と貸し手側の情報格差が大きくて、希望する物件が必ずしも見つかるとは言えない状況です。一つの部屋を借りるのにも登場人物が非常に多いですよね。大家さんに仲介会社、管理会社、もちろん我々のような保証会社もいる。全体的に紙の文化で、やり取りする書類も多い。

僕は前職がIT業界でしたが、比べてみると不動産業界のアナログさは半端じゃないなと感じています。表からは見えないことが多い業界でもあると思います。

情報が非対称で不透明なのは、大家さんと不動産会社でも同じですよね。大家さんが不動産会社に頼り切りになる時代がずっと続いてきた結果、賃貸経営のコストがかかりすぎていて、率直に言うと「損をしすぎている」大家さんが多いです。そうした業界全体の課題を、テクノロジーの力で変えたいと考えています。

とはいえ僕たち自身もITの世界には縁遠いところでずっとやってきたので、何かを構想して実現していくには、まだまだアイデアや実現力が足りていないです。

業界的には法律の影響を受けやすく、ルールも流動的なところもあるので、IT人材でも「業界を理解していること」が求められます。そうした難しさもあって、これまではなかなか業界のIT化が進んでこなかったのかもしれません。

確かに入社してから、不動産業界のいろいろな仕組みを知って「なぜこうなっているんだろう?」と疑問に思うことが多いです。

もちろん業界の知識を学んでいくことは必要なんですが、これまでに異業種の事業会社で何かしらのイノベーションに関わってきた人にも、常識に縛られない視点を生かしてほしいですね。

不動産は課題先進業界だとも言えるので、やりがいはあるかもしれません。

「人の力」と「膨大なデータ」を組み合わせられる強み

経営企画室インタビュー②

不動産賃貸における課題や未来像は、どのようにとらえていますか?

賃貸物件は全国に約1600万戸あるといわれています。そのうち、管理会社が大家さんから委託を受けたり自社で管理したりしている物件が1000万戸。残る600万戸は、管理会社に頼らない、もしくは頼れない大家さんの物件です。

業界でいちばん深刻なのは空き家問題で、2030年には3軒に1軒が空き家になると言われているんです。管理会社を頼れない大家さんは、自分の物件が空き家になっても「何をどうすればいいのかさえ分からない」という現状があります。そこでCasaでは「家主ダイレクト」というサービスを展開して、空室募集や賃貸保証などのサービスを大家さんに直接提供しています。

そもそも、賃貸情報サイトでは徒歩15分や20分かかる物件はなかなか検索されないですよね。加えて不人気な物件は一般的に管理会社からも敬遠されがちで、部屋探しをする人からはさらに見つけてもらえないという悪循環があります。

家主ダイレクトが目指しているように、入居者さんと大家さんを直接つなげる場を広げていければ、そうした悪循環も断ち切っていけると思うんですよね。だからこそテクノロジーの力を活用して、大家さん一人ではできないことを実現する「つなぐ場」と、賃貸経営するための「情報や技術」を提供していきたいんです。

Casaには入居者、大家さんといったお客さまと直接向き合ってきた人の強みに加えて、これまでの事業で蓄積している膨大なデータがあります。「こんな志向・趣味のある人には、こんな大家さんの物件を紹介して……」といったように、人の力とデータを組み合わせることでいろいろな場を提供できると思います。

人口減少社会に突入して、マーケットでは今後、物件の新規着工数が減っていく流れが避けられない。その中では、中古物件をいかに再生していくかも重要です。 海外は中古マーケットが当たり前ですが、日本では築浅の物件ばかりが注目されるので。

住む場所に対するイメージでは、世の中がまだまだカジュアルになりきれていないのかもしれません。洋服でも家具でも、「ビンテージ」と呼ばれてカジュアルさと価値が確立しているじゃないですか。不動産にも、同じような価値観があふれてもいいと思いますが。

ここ数年の不動産テックの流れの中では、中古住宅を魅力的に伝える流れも出てきましたよね。このテーマでも僕たちがやれることはまだまだあると思っています。

不動産テックだけで終わらない

どんな人と一緒に働きたいと考えていますか?

「この業界を変えたい」「新しいことにチャレンジしたい」という情熱を持っている人です。

まだまだ課題が多い分、世の中に貢献できる仕組みをどう伝えていくか、浸透させていくかといった部分で「喜び」を感じられると思います。そうしたゼロイチを楽しめることも大切ですよね。

そうですね。もちろん新しい取り組みがすべて成功するなんていくことはなくて、僕自身もこれまでにたくさん失敗してきています。失敗を恐れるんじゃなくて、ポジティブな知見にしていくことも大事です。

作り手として「失敗を恐れて安全な道を選ぶ」ようになり、冒険しなくなってしまうと、世の中へ新しい価値を届けられないですよね。僕もたくさん失敗を経験してきて、日常の中でもつい守りに入ってしまいそうなことがありますが、そんなときには経営企画室のメンバーからちゃんとツッコミが入るんです。「安全パイを選んでない?」「ちゃんとお客さまを見て仕事してる?」と。

そうしたピュアな視点は、Casaに転職してから毎日のように感じています。新しいテクノロジーをどんどん取り入れているんだけど、リアルな人と人のやり取り、あたたかいコミュニケーションなんかも大事にしていて。

入社1年目のメンバーにもそうやって関わりながら、チャレンジする場を与えられる環境だと思います。一人ひとりの裁量は本当に広いので。もちろんその分だけ高い壁にもぶつかりますが、若くして責任ある立場を務め、やりがいを感じているメンバーも多いですよね。

年齢に関係なく、発想と行動力を生かしていける会社だと思います。現状ではシステムを設計する力も、他部署と交渉する力も、実際にものづくりをする人のマンパワーもまだまだに足りていないのが実情。だからこそ、野望を持って飛び込んできてほしいです。

今のCasaは不動産業界の会社ですが、目指す世界はその枠内だけではないですからね。不動産テックだけで終わりたくないし、ゆくゆくは不動産の枠を超えて、テクノロジーで生活全般を変えていくことにも挑戦したい。

そうですね。住まいをきっかけに人々の生活を変え、人の生き方そのものにイノベーションを起こすような事業を、一緒に作っていければと嬉しいです。